つばめcafe

大好きなヤクルトスワローズについて綴ります。

神宮球場で出会った、あるカープファンのこと

昨日、中学生時代からの幼馴染と2人で、神宮球場カープ戦を見に行きました。

球場全体が見渡しやすく、比較的リーズナブルで、野球にあまり興味のない友人にも金銭的負担が少ないかと思い、バックネット裏2階席のチケットを取りました。

席に行ってみると、前も右隣も後ろもカープファン!バックネットは、両チームのファンが入り混じるエリアなので、「ヤクルトファン、もっと球場に来て、頑張って応援しろや」と思ったものの、カープファンに囲まれたこと自体は、問題ではありません。

ちなみに、前の席のカープファンは、鈴木誠也エルドレッドのユニを着た恰幅の良い夫婦で、迫力ある外観から怖そう…と思っていたものの、大声を上げるでもなく、応援バットでこじんまりと応援する感じだったので、マナーが良く好感が持てました。両チームが入り混じるエリアでの応援って、お互い、そういう感じでやりたいですよね。

問題だったのは、私の右隣のカープファンの夫婦(行儀が悪かったのは夫の方)。

何が腹立たしかったかって、ヤクルトの攻撃中に、ヤクルトの選手がバッターボックスに立つ度に、「セカンドゴロ!セカンドゴロ!」とか「ゲッツー!」などと煽ってくること。心の中で思うのは勝手ですが、相手チームの攻撃中は静かに見ろや、と腹が立って仕方ありませんでした(さらにヤクルトの選手が吸い込まれるように、菊池に向けてセカンドゴロを打つものだから、怒りが倍増😠)

後は、審判のストライク判定にもうるさくて、カープの床田がボール判定を受けると、「さっき小川の時はストライクだったじゃん」などと言ってくるのです。うるせーよ!!

一方、カープの選手の事は手放しで褒めまくります(前日にホームランを打っていたので、特に小園はベタ褒めでした)。

そして、何より一番頭に来たのは、ヤクルトのラッキーセブンの東京音頭の傘振りの時に、カープの応援バットをこちらにぶつかりそうなほど振り回し、一緒に東京音頭を歌っていたこと。マジでウザかった。相手チームのラッキーセブンの時くらい、おとなしくできないんでしょうか。行儀悪すぎー。

隣席のカープファンの振る舞いは、カーブのホームスタジアムであるズムスタや、カープ側であるレフトスタンド、3塁側でやる分には、全く問題がないと思います。

でもヤクルトのホームスタジアムである神宮球場の両チームが共存するエリアで、ヤクルトファンの隣でやることなんでしょうか(こちらはヤクルトユニを着ていたので、当然ながら、隣がヤクルトファンだと言うことは相手も知っています)。

大人気なさに猛烈に腹が立ち、帰宅してからもしばらく怒りが収まりませんでした。

今回出会った大人気ないカープファンは、カープファンのほんの一部で、良識あるファンが大部分だとは思うのですが、私は今回の一件で神宮球場カープ戦には金輪際行きたくないと思っていますし、カープファンの印象も著しく悪くなりました。

結局、隣席のカープファンは、強いカープを応援している自分が好きなだけであって、カープの事、本当に愛してるんでしょうか。

自分の大人気ない振る舞いが、結果的にカープの品位を貶めてるなんて考えもしないんだろうな。

私も熱狂的ヤクルトファンなので、家の中では相手チームについて色々言うこともありますが、少なくともパブリックスペースでは、相手ファンの応援の邪魔になることはしないように気をつけています。相手チームあってのプロ野球プロ野球を愛する者として、改めて、相手チームへの配慮は忘れてはいけないと思わされた一件でした。